歯の汚れ(ステイン)
の原因と4つの対策方法

歯の汚れ(ステイン)の原因と4つの対策方法

どうして歯に茶色い
汚れがつくんだろう?

どうして歯に茶色い汚れがつくんだろう?

原因

歯の汚れには種類があり、歯垢や歯石とは別ものとして「着色汚れ(ステイン)」があります。色のついた食べ物や飲み物または煙草によって、歯が黄ばんだりくすんだりします。
また加齢によって表面が黄ばんだり、特定の薬剤を服用している人の歯が変色したりすることがあります。

自分でできる
対策はあるの?

自分でできる対策はあるの?

  • 色の濃い飲食物を避ける
  • 丁寧にやさしく歯磨きをする
  • 食後にガムを噛んで唾液の分泌を促す
  • 研磨剤が入っていない歯磨き粉を使う
コーヒーやワインなどが着色の原因であることはよく知られていると思いますが、カレーやトマトソースのような「たんに色が濃い食品」も歯に色がつきやすいです。着色を予防するには食べた後に歯を磨けるのが一番ですが、もし磨けないときはお口を水ですすいで口内に食べ物を残さないようにしましょう。

唾液の役割

唾液の分泌が白い歯を守る?

唾液はむし歯を防ぐ役割とともに、歯の表面に膜を張って着色も防いでくれます。そのため着色を予防するには唾液の分泌を促進させるとよいのですが、特別なことは必要ではありません。「食事をよく噛んで食べる」「食後にガムを食べる」この2つです。噛む回数が多いと唾液の分泌がよくなり、また食事後に酸性になった口内を唾液が中和してくれるため、歯の表面が着色しにくい状態になります。
とはいえ食後にガムを食べればいいからと間食を増やしてはよくありません。だらだら食いやちょこちょこ食べは(たとえ飴一つでも)口内が酸性に変わり、歯の表面が溶けやすくなりむし歯リスクと着色リスクが高くなります。

予防方法

着色汚れ(ステイン)は予防できる?

着色汚れ(ステイン)は予防できる?

ご自身による歯磨きでもある程度の着色の予防や改善は見込めますが、こびりついてしまった着色汚れ(ステイン)は難しいため、PMTCというクリーニングを受けていたくことをおすすめします。PMTCでは専門器具による着色汚れ(ステイン)の除去だけでなく、口内の清掃も行うためむし歯予防にも効果的です。

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よくある質問

PMTCはホワイトニングみたいに白くなるの?

PMTCでは歯の表面の着色を落とすことにくわえてツルツルに磨き上げるため、きれいな見た目になります。たいしてホワイトニングはそれよりワンランク上の「歯の色そのものを白くする」治療方法です。大切なイベントのために白くしたい・芸能人のような輝く白い歯を手に入れたいという方はホワイトニングのほうが向いています。

自分でできる予防方法を知りたい!

歯についた着色汚れはなかなか自力では取れません。煙草や食事の内容を見直しつつ、食後のオーラルケアをがんばることで予防していきましょう。 着色汚れ(ステイン)を改善できるアイテムといえば、ホワイトニングをうたった歯磨き粉がありますが、このような歯磨き粉には研磨剤が多く含まれている商品がよくあるため、あやまった使い方をすると歯の表面を傷つけてしまう恐れがあります。
セルフケアについて気になる方は診察時にご相談ください。おすすめの歯磨き剤や、効率的な歯ブラシの動かし方などをお伝えいたします。
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